熊本は4日、MF水野晃樹が鳥栖から期限付き移籍で加入することを発表。水野は別メニューだったが午前中の練習からチームに合流した。
練習の様子を見に来ていた織田秀和GMによれば、「得点に絡むパスを出せるし、セットプレーのキックも精度が高い」ことを評価しての加入。リーグ前半を終えて18位と低迷する状況を受け、得点アップのための補強となった。右ウイングバックの田中達也からのクロスが大きな得点源になっているが、それ以外の得点パターンを作るうえで期待を寄せており、水野本人も次のように話す。
「攻撃的な選手としてキックの質に自信を持っているので、アシストなどで結果に貢献したい。熊本は前期の後半から勝ちきれていないが、敗れたゲームでもボールを持てている試合が多い。チーム内での競争に勝って試合に出場し、良いボールを供給して得点につなげ、チャンスがあれば自分でも狙いたい。ピッチ内だけでなくピッチ外でもコミュニケーションをとって、選手の特徴を理解し、早く溶け込みたい」。
登録の関係で出場できるのは早くてJ2第24節の甲府戦以降となるが、その豊富な経験は必ずチームに生かされるはずだ。
写真:井芹貴志
(熊本担当 井芹貴志)
2018/07/04 16:17