今季、福岡からベルギー1部リーグのシントトロイデンに移籍した冨安健洋(写真右)。U-21日本代表の一員として参加したトゥーロン国際大会を終えての短い休暇を利用して帰福、前節の熊本戦を現地観戦、そして今日6月12日は慣れ親しんだ雁ノ巣練習場を訪れた。
全体練習後にグラウンドに姿を現すと、すぐにサポーター、ファンのサイン攻めに遭い、その後、福岡在籍時の同期であり仲良しだった山ノ井拓己(写真左)らと談笑、井原正巳監督ほかコーチングスタッフ陣とのボール回しに参加して軽く汗を流した。
ベルギーで始めた自炊とトレーニングの成果で「3、4キロは増えた」と肉体的にもたくましくなったが、記者と言葉をかわすその様子も以前にも増して落ち着いた印象。もちろん福岡の試合はベルギーでもチェックしており、J2で首位に立った今の状況に「でも、これからですよ」と、まるで福岡の選手が気を引き締めるようなコメントを残して、福岡というチームに対する愛着を感じさせた。
「良いリフレッシュとなりました」と今回の“里帰り”を振り返った冨安は6月18日のシントトロイデンの始動日に合わせて、14日には福岡を発つ。
写真:島田徹
(福岡担当 島田徹)
2018/06/12 20:22