7日の練習の最後のメニューとなったゲーム形式のトレーニングで、好セーブを連発するGK一森純の姿があった。
その活力源は昨日に行われた天皇杯2回戦の町田戦だったようだ。試合は延長後半の終了間際に失点して0-1で敗れたが、「昨日の試合を見て、燃えましたね。ベンチから見ていてもみんなの気持ちを感じましたし、すごい気合いが入りました」と笑みを浮かべた。
もちろん、9日に“古巣”の山口戦が控えていることが活力源になっている。
「誰が見てもいまの山口はめちゃめちゃ調子がいいのでやりがいがあります。一番強い相手だと思って臨みたい」と、すでに気持ちは臨戦態勢に入っている様子だ。
その古巣戦でポイントになることを問うと、一森はかつて苦楽をともにしてきた山口のサポーターの存在を挙げた。
「戦術どうこうとかよりもサポーターの後押しがすごい。僕がいたころもそうですけど、スタジアムの一体感がすごいからイケイケな感じが出てくる。そこが一番恐れているところです」。
9日に維新みらいふスタジアムで行われる一戦。岡山にとってかなりタフな一戦となることは間違いない。
(岡山担当 寺田弘幸)
2018/06/07 21:51