30日、鹿島はクラブハウス練習場でいわきFCと練習試合(45分×2)を行い、2-1で勝利を収めた。
6月6日に控えている天皇杯2回戦に向けた準備を進めている中で組まれた練習試合だったが、12連戦の爪痕は大きかった。昌子源、植田直通、三竿健斗の3人が日本代表に招集されているとはいえ、小さなケガから大きなケガ、体調不良を含めると動ける選手はわずか13人のみ。GKに川俣慎一郎、DFは安西幸輝、町田浩樹、犬飼智也、伊東幸敏、MFが中村充孝、小笠原満男、遠藤康、西大伍、FWに安部裕葵、山口一真という面々でスタートした。
前半は、いわきFCの[3-4-1-2]の並びにうまく対応できず、バックパスを奪われて失点してしまう。しかし、後半になってから修正を施し、相手を敵陣に押し込むと、田中稔也と有馬幸太郎(ユース)のゴールで2点を返し逆転勝ち。
クラブハウスを訪れていたジーコが見守る中、勝ち切る試合を見せた。
(鹿島担当 田中滋)
2018/05/30 15:14