髪の毛の色とプレーパフォーマンスに何らかの因果関係があるのだろうか?
前節の愛媛戦でキャプテンマークを巻いて試合に臨んだ篠原弘次郎の髪の毛の色がアッシュグレーから黒へと変わっていた。キャプテンを務めることが分かって変えたのか? そのあたりのことを篠原に聞くと…。
「キャプテンを務めるから、という理由ではありません。あの方に『変えろ』と言われたら、『はい』というしかないでしょ」
篠原の言う『あの方』というのはもちろん井原監督。で、井原監督に事実確認をすると…。
「ウチのCBは全員髪の毛を染めている(篠原、岩下敬輔、堤俊輔、實藤友紀、田村友)から、『子どもに夢を与える職業だし、黒に染め直したらどうだ?』と言いました。ほかの選手に言ってもムダだと思ったので篠原に。もちろん冗談ですけどね」
つまり篠原は井原監督の冗談を真に受けて髪の毛の色を変えてしまったわけだが、井原監督は笑いながら次のように話す。
「髪の毛の色を変えた篠原が、キャプテンマークをつけた試合でチームは久しぶりに無失点に抑えた。エウレーも(一時のオレンジ色から黒色に変えて)いいパフォーマンスを見せているし、ね?」
井原監督、篠原とエウレーの実例を持ち出して、「絶対に変えないだろうと思っている」と言う堤や岩下への説得に動くつもりなのだろうか。今後の動向に注目したい。
写真:島田徹
(福岡担当 島田徹)
2018/05/17 18:46