負傷が心配された横浜FM・飯倉大樹だが、明日5日の名古屋戦に出場できるようだ。
飯倉は2日の明治安田J1第12節・磐田戦で相手との接触により頭部を負傷。試合は5分以上に渡って中断され、飯倉は試合後もサポーターに挨拶することなくピッチから引き上げた。取材エリアに姿を見せることなく病院に直行していたが、脳震とうではなく打撲だった模様。4日のトレーニングはフルメニューをこなした。
「鈍器で殴られた感じ。ドーンって。交通事故だね」と苦笑しながら接触について振り返りつつも、「今日も確認したし、やるとなったら大丈夫」と出場に意欲を見せた。
また、連戦中は試合に長時間出場している選手たちはリカバリーに終始することが多かったが、この日は主力組も含めて11対11も行い、攻守を確認。ポステコグルー監督は「水曜日の試合からまだ疲れがある選手がいた中で、オプションを試してみたかった」と明日の起用についての明言を避けた。ここ2試合ベンチスタートとなり、前節は出番がなかった大津祐樹が1トップでプレーしていた。
そのほか、鹿島戦でリーグ戦10試合ぶりに復帰した喜田拓也がインサイドハーフで天野純、扇原貴宏と逆トライアングルを形成、右サイドバックは松原健、センターバックはミロシュ・デゲネクが主力組に戻っていた。ポステコグルー監督が名古屋戦からの復帰を見込んでいたオリヴィエ・ブマルはベンチスタートと見られ、右に仲川輝人、左に遠藤渓太というウイングで試合に臨むことになりそうだ。
(横浜FM担当 菊地正典)
2018/05/04 22:03