熊本は19日、今節・京都戦に向けて大津町運動公園球技場でトレーニングを行った。
この日の紅白戦で印象的だったのは、DF高瀬優孝の綺麗なクロスにFW巻誠一郎が飛び込み、ヘディングでのゴールにスタンドから拍手が沸いた場面。
「練習試合などで90分プレーする機会が増えたこともあって、コンディションが上がってきたことで持ち味のキックが出せているんじゃないかと思います」と高瀬。
その理由の一つが、栄養面にもこだわり始めたこと。これまでにも食事には気を遣っていたそうだが、ケガの期間を過ごしたことも関係し、熊本にきてさらに細かく気を遣うようになった。細かいオーダーを聞いてくれる店を見つけ、また2日に1度は自炊。そうして自分の体と向き合うことで、キレが戻っているという。
「クロスもいきなりイメージどおりにはならないので、練習試合など実践をとおして回数を増やすことで、いいクロスが上げられるコンディションになってきたと思います」
今月末から再び短期間での連戦を控える中、ここまであまり出場のない選手たちのアピールが、チーム全体を活性化させる。
(熊本担当 井芹貴志)
2018/04/19 20:15