前節、DAZNが選ぶベストイレブンに選出された小田逸稀が「初先発だったから甘めにつけてくれたんじゃないですか」とうれしさ半分であることを明かした。
小田は2年目の左SB。昨季までは天皇杯の1試合に出場しただけだったが、ケガ人の多さと過密日程ということもあり、今季はACLでプロ初先発出場を果たすと、名古屋戦ではリーグ戦初先発となった。「体がフワフワしていた」という序盤こそボールが足につかない場面が見られたが、その後は積極的なプレーを見せ、持ち味である1対1の守備ではアグレッシブな姿勢で2-0の勝利に貢献した。ただ、試合直後から「もっと仕掛けてセンタリングをあげたかった」と課題をあげていた。映像を見直しても細かなポジションミスが目についたという。そうしたこともあって、ベストイレブン選出も喜び半分だったようだ。
鹿島はケガ人が多く、次の川崎F戦も出場のチャンスがあるかもしれない。「チームの勝利のために貢献したい」と意気込んでいた。
(鹿島担当 田中滋)
2018/04/19 18:17