横浜FM・栗原勇蔵は今季初出場となった3月7日のルヴァンカップ、FC東京戦で左ハムストリング肉離れの負傷を負い、チームからの離脱を強いられていたが、先週になってボールを蹴り始め、今日はついに全体練習に合流した。
全体練習とは言っても広島戦にスタメン出場した選手たちはクールダウンのみでボールを使った練習には参加しておらず、それほど強いコンタクトを強いられるメニューでもなかったが、神戸戦が行われる「日曜日の居残り組との練習は全部やる予定」であり、「ルヴァンカップはサブには入れるかもしれないし、(スタッフと)そんな話もしている」状態にまで来ているようだ。
けがの当初に発表された6週間から8週間という離脱期間は「試合に行けるっていう期間なのか練習に合流できる期間なのか、俺も未だにわからない」ようだが、「来週の水曜日で6週間だし、ちょっと早いかな」と順調に回復。ボールを蹴り出した選手は「肉離れなので再発が怖い」と話していたが、その不安も消え去りつつある。
栗原が離脱していた期間、ルヴァンカップでは右SBが本職と言える金井貢史がCBでプレーし、ルーキーの西山大雅もスタメン出場していた。「元々CBが少ないのに迷惑を掛けている。ここから取り返せるように、まずは良い意味で(中澤)佑二さんやミロシュ(デゲネク)を休ませてあげられるようにしたい」。闘うDFが再びピッチで暴れ回り、チームに貢献する日は近い。
写真:菊地正典
(横浜FM担当 菊地正典)
2018/04/13 21:45