神奈川県横浜市青葉区に本拠を構えるサッカーチーム「あざみ野F.C.」。J1第5節のC大阪vs湘南では、このクラブの出身選手3人が同時にピッチに立つ可能性がある。湘南の山根視来、C大阪の高木俊幸、水沼宏太だ。
山根に話を聞くと、水沼とは年齢が離れているためあまり交流はなかったようだが、高木兄弟とは「家に行ったこともある」仲だという。高木俊幸の当時の印象をこう語った。
「小学校のときからすごい選手でした。学年が違うので一緒にプレーしたことはあまりありませんが、点をとるし、ドリブルで抜くし、僕にとっては常に前を走り続けている存在でした」
高木3兄弟のうち、大輔と善朗は昨年対戦済み。そのときも、そして今回の対戦も、やはり胸に期するものはあるようだ。
「大輔と善朗は(東京)ヴェルディで去年対戦しました。そのときも燃えましたし、今回も(モチベーションが)上がりますね。何もさせないくらいの気持ちでいます」
C大阪は前線にタレントがそろうチームで、山根をはじめとしたディフェンスラインの仕事が大きなカギを握る。勝ち切れない試合が続く湘南だが、同郷対決を制して開幕戦以来の勝点3をもたらせるか。
(湘南担当 中村僚)
2018/03/29 18:32