練習試合・仙台大戦で守備でもハードに戦う姿勢を見せた北川(右)
山形が26日、仙台大と練習試合を行い、4-0で勝利。筑波大から今季加入のFW北川柊斗が2得点を挙げる存在感を放った。
チームは前日に行われた水戸との開幕戦を0-3で落とし、北川もメンバー入りを果たせなかった。
しかし26日の練習試合に左ウイングでフル出場した北川は、前半にFW阪野豊史のシュートのこぼれ球をダイレクトでゴールマウスに収め、後半にも阪野がゴール前に流し込んだグラウンダーのクロスに合わせた。
「今日は意識的にゴールを狙うことや背後をとる動きを意識してやりました」と狙いどおりのアグレッシブなプレーで手ごたえを得た一方、「あと2回ぐらい決められるシーンがあったので、そこを突き詰めたい。全部決めないといけないなと思いました」と、どん欲さものぞかせた。
水戸戦については、「自分たちはやりたいことが表現できてなかったのでああいう結果になったのかなと思う。全員で意思統一して、やるべきこととやってはいけないことをもう1回整理してやらないと、また同じことを繰り返すかなと思います」と気持ちを引き締めている。ルーキーの地位に甘えず、自らがチームを引き上げる覚悟で、さらに1週間続く千葉県市原市でのキャンプでアピールを続ける。
写真:佐藤円
(山形担当 佐藤円)
2018/02/27 20:06