第3節・鳥取戦で負傷した本間幸司に代わり、ゴールマウスを守る笠原昂史。29日の紅白戦でもレギュラー組に入り、31日に控える福岡戦で3試合連続の先発出場が濃厚となった。今季Jリーグデビューを飾った笠原は、試合に出続けることで意識が変わってきたと実感しているという。鳥取戦からの3試合を振り返り、「試合に出なければ分からなかったことがあったし、もっともっとやらなければいけないんだなと気づきました。やっぱり仲間から信頼されないと。一番そこが大事だと思います」(笠原)と語った。
ただ、現段階では「まだ信頼関係を完璧に築けているわけではない」と感じているという笠原。「信頼を得るためにも結果を出すことが一番。俺が言っても『何だよ、うるさいよ!』と思っている人がいないということはないと思う。そういう雰囲気をなくしていかなくてはいけない」と自らに言い聞かせるように口にした。
本間が離脱している間に、笠原がどんどんたくましくなっている。
(水戸担当 佐藤拓也)
2013/03/29 21:55