
ホーム最終戦となる第41節の金沢戦に向け、熊本の選手たちは9日のトレーニングで紅白戦などに汗を流した。
J2残留をまだ決めることができていない状況とあって、誰もが高いモチベーションを持っているが、古巣戦となるFWアン・ビョンジュンは、前回対戦をけがで欠場したこともあり、その思いは一際強い。
「仲の良い選手もいるし、対戦は楽しみ」と言いつつ、「(金沢の)カウンターの鋭さは去年より増しているように感じている」と警戒。「前3枚の流動性やスペースを作る動きの連鎖で相手を混乱させて、コンビネーションで崩して、締めくくりまでしっかりやり切らないといけない」と、フィニッシュの質を追求する。
今季ここまで7得点はチームトップの数字だが、6試合ゴールから遠ざかっている状態。「毎試合、自分が決めて勝ちたいという気持ちは持っているし、最後2試合もその気持ちはある。でも、それ以外にもやらなければいけないプレーはあるので、プレーの質を意識したい」と、自らの役割を全うする決意だ。
写真:井芹貴志
(熊本担当 井芹貴志)
2017/11/09 20:19