
前節・東京V戦を逆転で勝利した山口。カルロス・マジョール監督は「以前と比べ、チーム全員のレベルが上がっている。選手たちは日々努力して頑張ってくれている」と選手たちを称賛。特にDFの渡辺広大については「リベロとしてプレーし、一つ上のレベルに達している」と評価した。
3バックの中央で最終ラインを統率する渡辺。ここ1カ月ほどの間で、自身のプレースタイルに変化を感じているという。「以前は人にガツガツいくプレースタイルだったけど、最近は裏を取られた選手のカバーをすることにやりがいを感じたりとか、そういうところに少し変化を感じている」と話す。
次節の対戦相手・町田で2トップの一角を担う中島裕希は、渡辺にとっては仙台と山形でともにプレーした元チームメート。「裏への飛び出しやタイミングが本当に良い選手で、パワーもある。外国人選手のようなフィジカルの強さもある」と警戒する。
かつて共闘した「良き先輩」とのデュエルに勝てるか。ディフェンスリーダーのさらなる進化に期待したい。
(山口担当 田辺久豊)
2017/11/09 20:09