
9日、仙台は渡邉晋監督が来季もトップチームの指揮を執ることを発表した。渡邉監督は04年に仙台で選手引退後、育成部コーチなどを務め、14年の4月にトップチームのコーチから監督に昇格した。4季目となる今季は、それまで継続的に構築してきた攻守の組織をより効果的に機能させるために、[3-4-2-1]を基本としたシステムを採用。クラブ史上初のルヴァンカップベスト4進出を達成する過程で西村拓真や椎橋慧也といった若手選手が成長し、チーム力も底上げされた。
チームには、9日の練習前に、クラブハウスで伝えられたという。まず株式会社ベガルタ仙台の西川善久代表取締役社長から発表があり、続いて渡邉監督がクラブからの続投要請を受諾したことについて説明したという。
この日の練習後に取材に応じた渡邉監督は「まだ今季は終わっていない。その中で来季の話をするのは心苦しい」という一方で、「そうすることで、残り3試合により多くのエネルギーを持って進めると思いますし、残り3試合がより重要なゲームになる、と思いました」と、このタイミングでの発表の理由を明かした。
「いまやっているサッカーに手ごたえを得ていますし、それを続けていくことがこのチームの進歩に必要だと思っています。この歩みを止めてはいけないと思いました」と継続性を重視する一方で、「悔しいことのほうが多い」と、まずは現在J1リーグ戦12位という状況の改善をはかる。残り3試合は「良いサッカーをして勝つ」と、結果を出すことで来季につながる成長を示そうとしている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/11/09 20:08