29日、念願だった新練習場“政田サッカー場”の完成にともない、岡山市の関係者や署名活動を行ってきた方々を集めて、同所で完成式が行われた。
天然芝2面と人工芝1面のグラウンドに、クラブハウスが併設された政田サッカー場は、約9億円の総事業費をかけて建設された。4月からは事務所も移転し、クラブが指定管理者に。これまで岡山の練習は数ケ所のグラウンドを転々と間借りして行なってきたが、その苦労はようやく解消されることとなった。
式典に出席した木村正明代表取締役は、関係各者に感謝を述べ、「やっとプロクラブのスタート地点に立てた。この施設に恥じないクラブになる」と決意を話した。また、影山雅永監督も「施設はJリーグ全体の中でもトップクラス。間違いなく良い練習ができる中で、チームもトップクラスにならないといけない、プレッシャーを感じている」と話した。
Jリーグ参入5年目を迎えてJ1昇格を目指す岡山に、新練習場の完成は追い風となるだろう。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/03/29 18:35