前節・名古屋戦で、MF佐藤健太郎が約1カ月ぶりに実戦復帰した。
今季は第3節・大分戦から28試合連続で先発出場していた佐藤。心待ちにしていた古巣・京都とのアウェイ戦(第31節)の直前の練習中に負傷。久しぶりの実戦を振り返り、「出場できてうれしかった。ただいまです(笑)」と、はずんだ声を聞かせてくれた。
佐藤が不在の約1カ月、チームはJ3降格圏の21位から浮上できず、20位・讃岐との勝ち点差が『7』に開いてしまった。厳しさを増す現状に「雑念を捨てて目の前の試合に集中することが大事」と、佐藤は話す。
プレーにおいても、精神面においても「ブレない」こと、そして「ポジティブな言動」を心がけているという。
「あと何勝すればいいとか、ほかのチームの結果がどうだとか、そういうことは終わってから考えればいい。マイナスな発言をすれば周りに伝染すると思うので、ポジティブなことを言いたいし、そういった意識を持ち続けたい。同じ状況は二度とないので、いまを大切にしたい」
写真:田辺久豊
(山口担当 田辺久豊)
2017/10/12 18:25