8月5日に行われたJ1第20節・神戸戦で右ひざを負傷し、右ひざ前十字じん帯損傷・右ひざ外側半月板損傷と診断された柏の手塚康平が順調な回復ぶりを見せている。
柏のクラブハウスに戻ってきて以降は室内調整が続いていたが、今週に入り2日間連続でペースはゆっくりながらもウォーキングを実施。右ひざの状態は良好な様子である。さらには「軽くなら大丈夫だと思います。(みんなが練習しているのを)見ているとサッカーもやりたくなりますし」と本人も話すように、時折、グラウンドの端に転がってくるボールを触ったり蹴り返したりとボールの感触も確かめている。
けがを負った当初は全治約8カ月と発表され、来季の開幕も難しそうな状況であったが、ここまでの経過は順調そのもの。「いまは別に落ち込んでいるわけでもないし、リハビリを頑張っていこうと思っています。あと3週間ぐらいしたら軽いジョギングですけど走れるようになるので、それをまずは早くできるようになれば良いかなと思います」と回復ぶりをアピール。自身の中での目標についても「来季の開幕には間に合いたい。できればキャンプからしっかりやってアピールしていきたいです」と意欲を見せた。
誰もが復活を待ちわびる柏の背番号17。リハビリが本格しここからが大変だろうが、来季に向けて、焦らずにじっくりと治してほしい。
(柏担当 須賀大輔)
2017/10/05 18:03