仙台は7日、MF野津田岳人の加入を発表した。野津田は今季、広島から清水に期限付き移籍で加入していたが、清水との契約を途中解除し、新たに仙台へ期限付き移籍することとなった。
野津田は8日から仙台の練習に合流し、早速フルメニューをこなした。そして練習後に、クラブハウスで記者会見が実施され、清水でなかなか思うように活躍できなかったところで「少し環境を変えたいという気持ちもあった中で、仙台さんが熱心にオファーをくれたので、そこで自分自身、挑戦したいと思って決断しました」と、加入の理由について語り、マスコットのベガッ太さん人形との写真に収まった。
野津田は広島の選手としてはもちろん、U-22日本代表の一員としても15年7月1日にユアテックスタジアム仙台でプレーした。しかもそのU-22コスタリカ代表戦では、見事な右足のボレーシュートを決めたという縁がある。このスタジアムでのプレーについて野津田は「いつもスタジアムの雰囲気が良くて、圧倒される部分もあるので、そういった中で戦ってみたい」と意欲を示す。
選手登録の時期と、契約内容(※第22節の相手である広島との試合には出場できない)のために、“仙台デビュー”はしばらく先のことになるが、野津田は「ここでもう一度自分自身成長させるためにも、そしてこのチームを上に上げるためにも、自分のプレーを出して、このチームのために全力で戦っていきたい」と、今後の活躍を誓った。
写真・板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/08/08 18:22