23日、仙台はMF古林将太を名古屋から期限付き移籍で獲得したことを発表。古林は22日に仙台入りし、23日に記者会見をしたあとに練習試合に出場した。
契約期間は7月23日から18年の1月31日まで。仙台は左ウイングバックのDF永戸勝也が長期離脱。さらにウイングバックは消耗の激しいポジションということもあって、古林が補強されることとなった。古林は「サイドからの攻撃など自分のいいところを出せると言われて、その熱い思いが伝わった。自分の長所を生かすところでやりたいと思った」と、仙台への加入を決意した。仙台では「主に右ウイングバックとして、得意のクロスを生かすこと」(渡邉晋監督)が期待されている。
23日の作新学院大学との練習試合(35分×2本、合計3○0)で早速63分間プレーした古林。DFに負傷者が出ているチーム事情から、1本目は3バックの左でプレー。2本目では左のウイングバックに移った。2本目の10分には、MFリャン・ヨンギのパスを受けて左に抜け出すと、クロスからMF菅井直樹のゴールにつなげた。直接のアシストではなかったものの、「リャンさんがうまくタメを作って自分に出してくれたので、自分も味方を信じてクロスを上げることができました」と、始まったばかりの味方との連係構築に手ごたえを得たようだ。「さらにコミュニケーションを取って、連係を深めていきたい」という古林は、最速でJ1第19節・柏戦に出場することを目指す。
文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/07/23 17:15