21日、鹿島アントラーズが指定管理を担っている茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、最新のスタジアム高密度Wi-Fi網「Antlers Wi-Fi」を導入することを発表した。22日の明治安田ワールドチャレンジ・セビージャ戦から来場者は無料で利用できるようになる。
スタジアム内の観客席、VIPエリア、コンコース、スタジアム諸室等に全455ものアクセスポイント(AP)が高密度に設置されるのは国内最大級の規模。
Antlers Wi-Fiに接続すると開くことができるポータルサイトである「Antlers Wi-Fi Portal」では、動画コンテンツやファンクラブ限定の動画コンテンツなどを用意。スタジアム来場者にはDAZNの試合中継も無料で視聴できるというだけに、遅延なく視聴ができればスタジアムでの試合観戦方法も変わるだろう。
今後は、ポータルサイトからグルメスタジアムとして名高いカシマスタジアムのフードをデリバリー注文できるなど、サポーターの体験価値を高めるサービス拡充を視野に入れている。スマートスタジアム化へ一歩を踏み出した。
写真:田中滋
(鹿島担当 田中滋)
2017/07/21 20:00