11日に京都市内の病院においてケヴィン・オリスの第2子となる女の子が誕生したことが、クラブによって発表された。12日の練習後、そのハッピーなニュースについてオリスに尋ねると、「やっぱり生まれるまでは、『ちゃんと生まれてくれるのかな』と気になっていた。自分もそうだけど、奥さんも不安だったと思う。母子ともに健康なので、いまはホッとしているよ」とのこと。
新たな家族が京都で生を受けたことを、奥さんともども喜んでいるようで、「これからずっと、彼女のパスポートの出生地は京都になるわけだし、(京都で生まれるまでの)おもしろいストーリーをいつか彼女に話してあげることもできる。そのことには、奥さんも満足しているよ。特別だった京都が、より特別な場所になった」と顔をほころばせる。
16日に戦うJ2第23節・徳島戦は、娘さんの誕生後に初めて迎える試合となる。ゴールを決めて揺りかごダンスを、と期待してしまうが、オリス本人が記念に贈りたいと考えているのは、ダンスよりももっと価値のあるものだという。
「揺りかごダンスやパフォーマンスをすることよりも、一番の祝福は勝ち点3を取ること。勝ち点3を、生まれた娘へのプレゼントにしたいと思っている」
写真提供:京都サンガF.C.
(京都担当 川瀬太補)
2017/07/12 16:00