C大阪にとって、今節のJ1第16節・仙台戦での要注意人物の一人が、現在得点ランク2位タイにつけているクリスラン。そのクリスランが仙台への加入を決めたとき、彼にアドバイスをした一人がC大阪のソウザだったという。
「僕には日本の良い部分しか見えていないので、良いことだけを言いました(笑)。彼とは、ブラジルで一緒にプレーしたことはないが、どんな選手なのかは知っています。危険な選手だと思います」。クリスランについて尋ねると、ソウザは茶目っ気と真剣さを交えてそう語った。
また、今節の舞台であるユアテックスタジアム仙台では、C大阪は03年の1st第8節(2◯1)以来、勝利がない。まさに鬼門と呼べるスタジアムだが、「そういった(勝てていない過去がある)アウェイでも、自分たちの力を発揮する準備はできている。リーグ戦の前節・清水戦は出場停止で、チームに貢献したい気持ちが増した。上から試合を見るのは好きではないからね」と語るソウザが、新たな歴史を作る原動力となる。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/06/24 17:16