24日、磐田の中村俊輔が39歳の誕生日を迎えた。
「理解ある人たちに囲まれて今までやれているのは、幸運なこと。こういうタイミングだからこそ、周りの方への感謝の気持ちを持って、あらためて考える日だと思っている」と、自身を支えてくれた人々への思いを口にした。
純粋なトップ下が絶滅危惧種になりつつある現代、それでも攻撃の核としてタクトを振るい続けているサックスブルーの10番は、横浜FM時代のある出来事がいまにつながっていると明かした。
「樋口(靖洋)さん(が監督)のときにトップ下をやらせてもらって、あそこがターニングポイントだったかなと思う。勝ち点3をもぎ取るようなプレー、『0』から『100』に持っていけるようなプレーができるポジションを、もう一度33、4歳でやることができた。それが大きかったかな」
今節のFC東京戦は39歳になって迎える最初の試合だが、「いつもどおり。勝ち点3を目指してやるだけ」と述べた。変わらぬ姿勢で、チームに3連勝をもたらす構えだ。
(磐田担当 青木務)
2017/06/24 16:19