5月14日の古巣・新潟戦(第11節)で右付け根付近の肉離れを負って以降、約1カ月の間、戦列を離れていたFWラファエル・シルバ。以前から「OK」「大丈夫」と復調をアピールしながらも欠場が続いていたが、6月14日のフィジカルトレーニングで負傷してから初めてフルメニューをこなすと、「参加する」との宣言どおり、翌15日のゲームにも参加した。
20分強1本のみの参加であり、GKを含めて12対12と1人多い状況ではあったが、復帰して即、主力組と見られるチームでプレー。FW興梠慎三やFW李忠成、FW武藤雄樹と連係しながら積極的に攻撃に関与した。
ラファエル・シルバは約1カ月ぶりとなったゲームでの感触について「100%でできた。何も問題ない」と言うと、「本当の意味での最終チェックはトレーナーさんと個別に練習をやらせてもらっていたとき。今日は100%だったからこそ、合流させてもらった」とけがは完治したことをアピールした。
「みなさんもそうだっただろうし、自分が思っていたよりも時間が掛かった」離脱期間中を「心苦しかったし、難しい時期だった」と振り返る一方、チームに合流したことを「非常に幸せな気分」と表現。今節・磐田戦までの残り2日で「まだできていないところなど微調整するところもある」ようだが、「久しぶりのピッチで自分を取り戻し、100%でチームに貢献できるように頑張りたい」と復帰戦に向けて意気込んでいた。
写真・菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)
(浦和担当 菊地正典)
2017/06/15 18:47