山口は6月8日、U-18に所属する松本蓮(17)の2種登録を発表し、同クラブ初の2種登録選手が誕生。前節・岡山戦で早速ベンチ入りを果たした。
前節はカルロス・マジョール新体制で臨む初戦とあって、6千人を超えるサポーターがホームスタジアムに駆け付け、試合前にピッチに出た松本にも熱い声援が送られた。松本は「名前を呼ばれてうれしかった。ずっとスタンドから見ていたので、ピッチに立つと『応援されているな』と緊張感を感じた」と振り返る。
ユースではボランチを務め、トップチームの練習ではボランチのほか、サイドバックのポジションにも入っている。先輩からは「まじめな好青年」「ピュアでかわいい」と可愛がられているようで、プレーについては「クレバーで吸収が早い」「技術が高く、伸びシロがある」と評価されている。
松本は「小さいころから見てきたレノファでプレーできるのはとてもうれしい。みんなに『すごいね』と言ってもらったけど、まだプロ契約したわけではないので、満足せずにひたむきにやるだけだと思う」と気持ちを引き締め、「まずは試合に出ることを目指したい。ゴールにつながるパスやプレーをしていければ」と話す。トップチームの練習でさらに実力を高め、J公式戦デビューに備える。
(山口担当 田辺久豊)
2017/06/15 19:02