7月19日、清水は枝村匠馬選手のC大阪へのレンタル移籍を発表。2日前に発表された辻尾真二選手の広島へのレンタル移籍に続き、またしても清水に衝撃が走ることになりました。
この日、枝村選手はクラブハウスを訪れ、選手たちにあいさつ。
「泣きそうだったから・・・」
と、すぐに引き上げ、記者室に来てくれたようです。話し始めてしばらくすると、堪えきれなくなったのか、しばらくタオルで顔を覆っていました。
今週のオフにC大阪から話があり、「ほぼ即決に近かった」(同選手)そうです。枝村選手はジュニアユースから清水一筋。サポーターについては、
「心強かったし、やっぱり良かった。しっかりブーイングしてもらえる選手になりたい」
と、枝村選手らしいコメントを残してくれました。
C大阪の練習には20日から参加予定。「期待感と楽しみで一杯」と、気持ちを新たにしていました。
ところで、2人のレンタル移籍について、原靖強化部長は「出場機会を求めての移籍」と説明。両選手とも、まだアウェーでの戦いを残しており、彼らの出場は「問題ない」(原強化部長)そうです。清水サポーターにとっては、ユニフォームが違えど、近々彼らの雄姿が見られるかもしれません。
(清水担当 田中芳樹)
2012/07/20 14:02