前節・G大阪戦で右足首を捻挫した松原后の出場の可否は、試合前日の13日となっても回復具合を見てからという状況。プランBとして浮上しているのは飯田貴敬の左SB起用だ。大卒ルーキーの今季リーグ初先発は、リーグ4戦勝ちなしという大事な時期に来るかもしれない。そんな飯田にお茶目な一面が。
12日の練習でのこと。番記者陣が練習場で選手を待っていると、飯田はチアゴ・アウベスと楽しそうに手をつなぎながらピッチに現れたのだ。「(アウベスが)いつもは軽く叩いてくるが、あのときは離してくれなかった」(飯田)。文字にすると微妙な感じがするが、要は陽気なアウベスがふざけてやった行為に乗っかったというのが真相だそう。「深い意味はない」と本人も“疑惑”を完全否定している。
サッカーに話を戻すと、飯田は試合前日の非公開練習の中でも「紅白戦でもすごく良かった」と小林伸二監督が絶賛するように、今節に向けコンディションの良さを見せている。また、「チアゴがうまく飯田を使っていたと思う」(小林監督)と話すように連係面も問題はなさそうだ。飯田はA契約の条件となる450分出場まで残り72分。今節中にプロとしての最初のハードルを飛び越えるのかに注目だ。
(写真左:チアゴ・アウベス、右:飯田貴敬)
写真:田中芳樹
(清水担当 田中芳樹)
2017/05/13 21:00