長崎の島田譲が3日に迎える初めての古巣戦について語った。
前節、山口戦ではCKからファンマの2得点を演出するなど大活躍を見せた島田。セットプレーからの得点比率が高い長崎にあって、キッカーとして正確なボールを供給する島田の左足は欠かすことのできない大きな武器となっている。そして、迎える今節の相手は岡山。島田がプロ入りから4年間を過ごした古巣戦だ。
「意識する部分はあるし、楽しみ。個人的な感情はあるが、いまは長崎の一員だし、新しく生まれ変わった長崎の一員として戦うだけ。自分の持っているものをすべて出し尽くして勝利することが一番」 話したとおり、古巣戦への意識もさることながらそれ以上に新しい体制へと移行した長崎のホーム初陣への意識のほうが強い様子だった。
しかしながら、古巣については「岡山の選手とはほぼ全員一緒にやっているので全員と対戦するのが楽しみ。やりづらさもあるけど、やってやろうという気持ち」と隠し切れない思いも吐露している。
初めての古巣戦で島田が武器である左足からどんなプレーを見せるのか。勝利という結果で古巣、そして、長崎に自身の存在価値を示したいところだ
(長崎担当 杉山文宣)
2017/05/01 16:52