第4節に対戦する清水にはアンダー世代で共に戦ってきた石毛秀樹がいる。野津田岳人は同世代を引っ張る活躍を見せている石毛にライバル心をむき出しにした。
「石毛はなんでもこなせる技術が高い選手。中学3年くらいから一緒にやっていて、ずっとうまいなと思ってきたけど、負けられない」(野津田)。
2011年のU-17W杯のメンバーには選出されなかった野津田だが、その後は2年連続で高円宮杯のMVPを獲得するなど世代を代表する選手の一人となって、昨年はU-19代表には名を連ねた。「(当時の)U-17代表の選手はみんなライバル。この代の一番になりたいと思っている。南野(拓実・C大阪)とか岩波(拓也・神戸)とか、みんな活躍している。お互いに刺激しあいながらやっていきたい」と、話した。
今週から高萩洋次郎が全体練習に合流してポジション争いは過熱している中で、野津田は「チャンスがきたら結果を出したい」と懸命にアピールを続けている。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/03/26 18:53