前節・甲府戦で、2試合ぶりの先発出場を果たした平岡康裕。前半1分に失点してしまう展開だったが、チームが逆転するとそのリードを最後まで守り抜いた。ただ、「最後は足がつった」と話すように、終盤はCKのチャンスでも攻撃参加できず、終了直後も立ち上がることができなかった。しかし、それよりも問題はほかにあった。甲府のパトリックには何度もチャンスを与えており、「1対1とか、センターリングの対応が良くなかった」と反省した。
今節の相手である広島は前回対戦の第4節で0-4と大敗を喫している。その試合を胃腸炎で欠場し、自宅でテレビ観戦をしていた平岡は、「(高萩)洋次郎のところを潰さなければいけないし、入らせないようにしたい」と、U-18日本代表でともに戦った仲間を警戒する。
最近5試合は4勝1敗と結果を残しているが、その全試合で失点を喫しており、攻撃がチームを引っ張っている印象は拭えない。今節は、前回対戦の借りを返すべく、10試合ぶりの無失点で勝利を引き寄せたい。
清水の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(清水担当 田中芳樹)
2013/10/02 17:38