今節の相手・横浜FMと対戦するにあたって、柏の選手誰もが横浜FMの新10番の名前を出して警戒を強めている。中でも激しいマッチアップが予想される21歳の右サイドバック・小池龍太は、日本最高峰のドリブラーとの対戦を楽しみにしている。
「まずは(齋藤学に)ボールを持たせないのが一番最初にやりたいこと。ボールが渡らなければ活躍することはない。齋藤学選手へのパスコースを切るということは、チーム全体としても自分としてもやっていきたい」
こう対策について口にしながら、普段からの強気な姿勢は崩さない。
「相手の10番を抑えないといけない。そこにすごく闘志もあるし、楽しみでもある。抑えられる自信もあるので、自分と齋藤学選手との戦いを楽しみにしていただければ」
JFLに所属していた山口(当時)から着実にステップアップして、ようやく辿り着いたJ1の舞台。「自分がどれだけできるかもそうだし、いまの自分の力も分かると思う」。Jリーグトップクラスのドリブラーを抑え込み、さらなる高みとして掲げる日本代表へアピールしたい。
(柏担当 須賀大輔)
2017/04/21 15:40