16日に行われたJ1第7節の“大阪ダービー”は、後半ロスタイムに倉田秋がゴールを挙げてG大阪が2-2に追い付くという、ダービーらしい好勝負となった。
その熱戦をしっかりチェックしていたのが、昨季までC大阪に所属していた東京VのGK武田博行だ。
今季初ゴールを含む2得点を挙げた杉本健勇について、「すごい! でも、もっとやれる選手。昨季はほんまに途中からチームを引っ張っていた。もともと能力は高いし、違いを出せるし」と後輩にエールを送っていた。
…という話をしている側で、「セレッソ、勝てへんかったね」と武田に声を掛けたのが、昨季途中までG大阪に長く在籍していた二川孝広だ。
自身が着けた“背番号10”を受け継いだ倉田については「あそこで(同点ゴールを)決めるんですから、すごいっすよね」と一言。ダービーで結果を残した後輩の勝負強さについてコメントした。
二人は、ともに負傷で離脱中。近いうちに復帰見込みとのことで、ここからチームに貢献するべく調整を続ける。
(東京V担当 田中直希)
2017/04/20 18:00