昨季までは不動のCBとしてピッチに立ちながら、今季はサブに回っているG大阪のDF丹羽大輝。7日のJ1第6節・広島戦では今季の公式戦で初めて先発する可能性が濃厚だ。
1日の第5節・新潟戦でDFキム・ジョンヤが右の股関節を痛めたこともあり、紅白戦では右CBの一角に入っていた丹羽。今季3バックを採用しているG大阪の右CBはビルドアップ時にSB的な動きをする変則的なポジションだが、丹羽は長谷川体制下で右SBも経験済み。「どうですかね、まだ(先発は)分からないので」と番記者たちを煙に巻いた背番号5だが、「プロの世界なのでこういう競争は毎年ある。その中で自分にできることを、自分が成長するために何ができるのかを考えながらやり続けている」と日々、地道に取り組んできた道のりに自信を見せていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2017/04/06 18:34