
J1開幕戦・磐田戦の試合中に負った右ハムストリング筋損傷により戦列を離れていたC大阪の水沼宏太だが、今週から全体練習に部分合流している。3月30日は紅白戦を除くすべてのメニューをこなし、「焦らず、という感じですけど、足のほうは順調だし、コンディションを上げていきたいですね」と現状について語った。
C大阪にとって今節の相手は、水沼が育成年代から過ごした古巣の横浜FM。横浜FMジュニアユース、横浜FMユースの1学年後輩である齋藤学が主将をやっていることについて尋ねてみると、「昔から(齋藤)学のことを知っているメンバーは、学が主将をやっていることに対して、変と言ったらおかしいけど、笑っちゃうところもあると思う(笑)。でも、ああやって成長して、いまのマリノスを先頭で引っ張っていく立場になったことはすごいと思うし、刺激になる」と後輩を称えた。
「4月、5月は試合も多いし、今節は無理だとしても、僕もなるべく早く、1試合でも早くピッチに戻って、チームのために貢献したい。チームは前節、鳥栖に勝って、今節は連勝が懸かっている。さらに良い流れに乗るためにも、この試合は大事だと思う」とピッチの外から古巣戦を見つめる。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/03/30 19:52