U-20日本代表のドイツ遠征に参加していた福岡の冨安健洋が3月30日のチーム練習に合流。帰国したばかりということでウォーミングアップに参加したあとは、軽いジョギングとストレッチを行ってロッカールームへと引き揚げた。
今回の遠征でメインとなったU-20ドイツ代表との試合では「イングランドやアルゼンチンと比べると力の差を感じなかった。敗れてしまったが(1●2)、やるべきことをしっかりとやれば日本のサッカーはできると思った」と、チームとしての手ごたえはつかんだ様子。
ただ、福岡・井原正巳監督が「向こうで4試合をこなしているので、かなり疲労は溜まっているようだ」と話したとおり、練習後に記者陣に囲まれた冨安の表情はどこか冴えなかった。もちろん疲れが一番の理由だろうが、原因はそれだけではない様子。
「今回の遠征ではコンディションが最後まで上がらず、調子がよくなかった」と、移動の影響などで思うようにコンディション調整ができなかったことが悔しかったらしい。「でも、これでどうやったらコンディションが上がるかを学ぶことはできた」と前向きに気持ちを切り替えるあたりは、さすが。
写真:島田徹
(福岡担当 島田徹)
2017/03/30 18:06