26日に行われるJ3第3節・北九州vsC大阪U-23戦の遠征メンバーに、オーバーエイジとしてGKキム・ジンヒョンが入ることとなった。
キム・ジンヒョンは、J1第1節・磐田戦後は腰痛でしばらく戦列を離れていたが、今週から全体練習に復帰。主にC大阪U-23に混ざってトレーニングを重ねていた。
「本人が(試合に)『出たい』と言ってきたので、行かせることにした」とユン・ジョンファン監督も話すなど、北九州戦は志願の出場となりそうだ。
「(腰は)順調に治っている。なるべく早く(トップチームに)戻りたいし、その準備をしないといけないと思って、J3の試合に出ることに決めた。ただ、もちろんU-23の選手も試合に向けて頑張っている。自分のためだけではなく、チームのためにしっかり戦いたい」とキム・ジンヒョンは試合に向けた意気込みを話す。
自分たちの良さを出し切れずに完敗を喫した前節の反省を踏まえ、昨季のJ2クラブとぶつかる今節は、C大阪U-23にとって「J3に参戦させてもらっている意義を、もう一度、選手と確認しながら臨む」(大熊裕司U-23監督)“出直し”の一戦。「チャレンジャー精神を持って、受け身にならずに戦う」(同監督)若きチームを、最後尾からキム・ジンヒョンが鼓舞する。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/03/25 14:51