東京Vは23日、東京都内にて「東京ヴェルディ ビーチサッカーチーム」の発足と新体制発表記者会見を実施した。
東京Vはこれまで、男子・女子サッカーチームのほかにトライアスロンチーム、バレーボールチームを保持しており、羽生英之社長は「総合スポーツクラブとしての歩みを進められる」と語った。
チームのメンバーは、監督兼選手の茂怜羅オズ(後列左から2人目)、キャプテンの後藤崇介(前列右から3人目)を筆頭に日本代表選手7名をそろえた陣容。Jリーグチームのファミリーとしてビーチサッカーチームが発足するのは始めてであり、また4月に控えるFIFAビーチサッカーW杯バハマに向けて強化を図っている日本代表チームとも連動できる選手たちが勢揃いした。
代表キャプテンでもある茂怜羅は「まずは日本一、そして世界クラブ選手権を目指す」と公言。後藤も「ビーチサッカー界にとって歴史的快挙。普及には不可欠で、子どもたちが職業としてヴェルディビーチサッカークラブに入りたい、と言われるようになるのが使命」と語った。メンバーには沖縄県や福岡県からの移籍組もおり、大半がほかの職業に就きながらプレーする。
ほぼ毎日、横浜市内で練習を重ね、今後は国内大会に出場していくという。
写真:田中直希
(東京V担当 田中直希)
2017/03/23 16:31