日本体育大3年生のGK福井光輝がJFA・特別指定選手としての認可を受け、受け入れ先がFC町田ゼルビアに決まった。
「自分の持っている力をゼルビアさんが引き出してくれて、特別指定という形で受け入れていただけたことを光栄に思っています」と福井。宮崎キャンプ終盤の約1週間はトップチームに帯同し、そのときのパフォーマンスが認められる格好で今回の特別指定選手決定の運びとなった。実際のトレーニングでは「大学生とプロのシュートのスピードや重みの違いを体感できた」。さらに宮崎キャンプではベテランの中島裕希や中村祐也らと同部屋で過ごし、経験豊富な彼らから多くのことを吸収したという。
福井のストロングポイントは、「攻撃に関わるフィードやクロスボールへの対応」。4月からは最終学年の4年生となるが、日体大での活動と並行して、町田のトレーニングにも参加していく方向性だ。
「この経験を絶対にムダにはしたくないし、自分が持っている力をゼルビアさんで出すことでチームとしても個人としてもレベルを上げられたらと思う」。そう抱負を語った福井。ユニバーシアード代表や年代別代表候補にも選ばれてきた逸材の加入により、町田のGKは4人体制となった。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2017/03/10 19:24