11日に敵地でのJ1第3節新潟戦を控える清水。実は、アウェイでの新潟戦は苦戦が続いている。これまでリーグでの全対戦でも7勝6分11敗と負け越しているが、特にアウェイの成績が2勝3分7敗。さらに、ここまで6戦勝ちがなく、リーグで最後に勝利したのは2009年までさかのぼる、まさに鬼門と言っても良いだろう。ただ、こうした記録を気にしないのは若手選手のほうなのかもしれない。白崎凌兵は、「周りは『相性』ということを話す人が多いが、今は若い選手も多いし、まったく気にしていない」と一蹴した。
ただ、チームとしては、未完成の部分も多く、「練習から、最後のパスが『雑だな』というところがある。押し込んでいるときは良いが、引いてボールを奪ったときに、うまくつないでいきたい」と相手のことより、まずは自分たちのチームに注力したい考えだ。
清水は現在、左のボランチをフレイレにするのか、野津田岳人にするのかというところが注目されており、その変化の影響を最も受けるは白崎となるだろう。10日の非公開練習で調整したと見られるが、ただ「誰が出ても大崩れはしない」と白崎は自信をのぞかせた。
写真:田中芳樹
(BLOGOLA編集部)
2017/03/10 18:39