選手の名前を間違えてしまうちょっと“おちゃめ”な一面を持つ清水の小林伸二監督。
八反田康平(はったんだ・こうへい)→「ハッタン」、「ヤツ」
福村貴幸(ふくむら・たかゆき)→「フクダ」
杉山浩太(すぎやま・こうた)→「コウタロウ」
など、惜しいところまできているが、微妙な間違え具合なのである。特に、
大前元紀(おおまえ・げんき)→「ダイキ」
というのは、なかなか直らなかった。小林監督いわく「戦術ボードに大前を『大』と書くから、ついつい『ダイキ』ってなるんよ」とのこと。『大』の文字が頭に浮かぶと、とっさに「ダイキ」と変換されるようだ。分かったような、分からないような。
ところが12月9日・10日発売号のエル・ゴラッソ本紙に掲載された高松大樹(大分)のインタビュー記事に添える小林監督のコメントを取りにいったときのこと。「引退される高松大樹選手へのコメントをお願いします」と聞いたところ。
「ゲンキ? ゲンキはね~」
「高松ゲンキという男は…」
結局、一度も「ダイキ」と呼ぶことはなかった。謎は深まるばかりである。
(清水担当 田中芳樹)
2016/12/11 10:33