負傷離脱している山田直輝が現在の心境について語った。山田直は昨年3月20日のナビスコカップ・仙台戦で左ひざ前十字じん帯を損傷。あれから一年が経過したが、いまだ別メニューでの調整が続いている。山田直は現在の状況について「特に先のことは決めずにやっている。すぐにどうこうというわけではないけど、一日一日前に進んでいる。体の状態は40%ぐらい。でも今まではゼロに近かったし、ここ1、2カ月でゼロから40%ぐらいまでになった」とコメント。復帰の見通しは立っていないながらも、回復に向けて進歩している様子だ。また「温かく見守ってくれている人たちへの恩返しのために埼スタで勝利に貢献したいけど、もう少しだけ温かく見守ってもらいたい。ピッチに立ったらほかの選手と同じで厳しい目で見てもらっても構わないけど、ピッチに立てていないときは一番辛いから」と胸の内を吐露し、ファン・サポーターや関係者の理解を求めていた。
(浦和担当 菊地正典)
2013/03/21 20:55