先週行われたJ2第35節・横浜FC戦で、長崎の守備の要、DF髙杉亮太がJ2通算250試合出場を達成した。
明治大卒業後に、当時まだ関東リーグに所属していた町田ゼルビアに加入し、その後、愛媛FCに移籍してJリーグデビューを飾った髙杉。ちょうどプロ10年目での記録達成になるわけだが、当初は10年もプロでやっていけるとは思わなかったという。
「最初はとりあえず5年をメドにやれれば良いかなと思っていて、5年経ったときには、次は30歳までをメドに頑張ろうとなって、そのまま来た感じですね(笑)」
そう言って笑う髙杉に次の目標は、「J通算300試合出場までいきたい」というもの。今季残されたリーグ戦の数から考えると、新たな目標である「J通算300試合出場」を来季達成するのは難しく、記録達成は再来年のこととなりそうだが、髙杉は「じゃあ、それまでは頑張ります(笑)」と笑って答えてくれた。300試合出場を達成したときに、ぜひ同じ笑顔が見たいものだ。
(長崎担当 藤原裕久)
2016/10/14 16:43