成長が止まらない徳島のDF広瀬陸斗。その要因は「試合に出場させてもらっていることと、先生のおかげ。先生あっての自分っす!」。
ここまでJ2リーグ戦で34試合3,052分に出場している広瀬だが、3,052分は現時点でのチーム最長記録。自身は今季最も成長していると感じる部分について「試合勘と体の大きさ」と言う。
試合勘については「相手のプレッシャーなどは、やはり練習では感じられない部分がある。スタジアムでのメンタルの保ち方もプレーに影響すると思うが、そういったところの感覚もそう」と、成功も失敗も含めて出場し続けることで得られた経験が成長を加速させているようだ。
もう一つの「体のでかさ」というのは、フィジカル面でも当たり負けしないように意識して続けている筋トレのこと。そして、そのトレーニングを支えているのが、広瀬が「先生」と呼ぶ人物。藤原広太朗だ。13日には「少し(筋トレの)メニューを変えてみようと思っているから」(藤原)と、いつも以上に先生の雰囲気が出ていた。受講料はいまのところ無料のようだ。
(徳島担当 柏原敏)
2016/10/13 18:10