神戸は12日、桃山学院大との練習試合を実施し、9-1で大勝した。J1・2ndステージで2位につけ、タイトル獲得を狙う神戸の充実ぶりをうかがわせる一戦になっている。
45分×2本で実施されたこの試合では、1本目に出場し、レアンドロと2トップを組んだ石津大介が自身の3得点を含め5得点に絡む大活躍。前日11日の練習後には、「(レアンドロは)いろいろ言ってくれるし、すごくやりやすい。連係面はよくやれていると思うし、紅白戦は良いプレーも出せている。明日(の練習試合)は点をとってアピールできるように」と語っていた背番号9。有言実行の言葉では表現し切れない圧巻のパフォーマンスだった。
後半は全メンバーを入れ替えて臨んだが、松村亮が2得点、北本久仁衛、中坂勇哉がそれぞれ1得点を決め、圧勝ムードに拍車をかけた。中坂弾をアシストした増山朝陽は得点を奪えなかったことを残念がったが、「自分の良い形は何度も出せた」と多くの見せ場を作った。増山は「いまはチームの誰もが調子が良い。中断期間を挟みましたけど、状態を落とすことなくやれている」と充実のコメントで、2ndステージ制覇を目指すチームの士気を代弁していた。
(神戸担当 小野慶太)
2016/10/13 17:35