現在、ボランチのポジションで3試合連続先発出場中の札幌・MF前寛之。残りのリーグ戦8試合に向けて、より存在感を強めるべく気持ちを高めている。
「チームの勝利に貢献することは当然のこととして、数字に残る結果を出したい」と語気を強める前。そして、その「結果」というのは、もちろん得点を意味している。「やはり現代のサッカーではGKにも攻撃の起点になることが求められている。その意味でも、すべてのフィールドプレーヤーが得点への意識を持たなければいけないし、数字も求められると思う」と言い切る。
昨季は2得点を記録しているものの、今季はここまで無得点。それだけに「残り試合ではどん欲に得点も狙っていきたい」と、虎視眈々と相手ゴール前に走り込む準備を整えている。
(札幌担当 斉藤宏則)
2016/10/06 17:38