6日、仙台の渡邉晋監督の誕生日祝いが、報道陣によって“前祝い”で行われた。
14年4月から仙台の指揮を執る渡邉監督は、今年の10月10日に監督となって3度目の誕生日を迎える。過去2回は試合前の共同会見日に報道陣によって祝福されていたが、今年は当日10日がオフの予定で、公式戦も22日のJ1・2nd第15節・神戸戦までないことから、この日に前祝いされることとなった。
練習からクラブハウスに引き上げた渡邉監督は、唐突に歌われるハッピーバースデーの歌に戸惑いながらも、用意された似顔絵入りのケーキに目を細めた。
43歳になるということで、毎年恒例となった年齢にかけた抱負を聞かれた監督は、「しみ(43)を減らして、美白に……」と返答した。
1日の2nd第14節・鳥栖戦(3○2)で6試合ぶりに勝利してJ1残留を確定させ、この日の練習では負傷で離脱していた選手も多く全体練習に戻ってくるなど、仙台のチーム状態は上向き。指揮官は「10月という時期はいつも佳境を迎え、いろいろな思いが交錯する時期だが、残り3試合、気を引き締めて前に進みたい」と、今季残された公式戦に向け意気込んだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/10/06 17:48