アウェイでのJ2第12節・札幌戦(代替分)を終えた選手達は、翌26日、福岡空港経由で帰熊し、16時からリカバリー、遠征に帯同しなかった選手たちはシュート練習などを行った。
このゲームで加入後初めて先発フル出場、J2デビューを果たしたのがDF小谷祐喜。札幌のFW都倉賢に対して厳しく体を寄せたが、「あの時間帯で、もう1つ集中を高めていい準備をしないといけなかった」と、67分の失点場面を悔やむ。
それでも小さくない手ごたえもつかんだ。
「緊張はありましたし、評価は見ている人がするものですけど、声を出してガツガツいく、そういう自分の持っているものは出し切ったつもりです。一つひとつの勝負が新鮮だったし、駆け引きも楽しめた。良い時間帯もあったのは収穫ですけど、やっぱり90分をとおして集中してプレーしないといけない。良かった時間を少しでも長くしていけるように基準を上げて、結果を求めていきたい」
中2日でチームは天皇杯1回戦に臨むが、連続で先発出場する可能性も低くなさそうだ。
(熊本担当 井芹貴志)
2016/08/27 07:05