浦和の槙野智章が、27日に行われるJ1・2nd第10節の神戸戦を欠場することが濃厚となった。槙野は脚の負傷により昨日のトレーニングを回避。クラブ側は神戸戦の直前ということもあり、情報流出を最低限にとどめていたが、その後、日本代表メンバー発表会見でヴァヒド・ハリルホジッチ監督が「15分前に良くないニュースを受け取った」として槙野が検査をして「結果が良くなかった」とコメント。そして26日、クラブ側も検査の結果、右ハムストリングの肉離れと診断されたことを発表した。
ペトロヴィッチ監督は「酷いけがではない」としながらも、「神戸戦は現実的に難しい」と欠場が濃厚であることを明かした。また、神戸に帯同しない場合も28日に代表に合流してメディカルチェックを受ける予定になっており、検査の結果、たとえば9月6日のW杯最終予選のタイ戦には間に合うと見込まれればそのまま代表合宿に参加する可能性もあるが、ペトロヴィッチ監督は復帰時期について「(2週間後の)鳥栖戦が現実的」としており、代表も離脱する可能性が高そうだ。
(浦和担当 菊地正典)
2016/08/26 12:19