21日、群馬県営サッカー場で群馬県サッカー協会長杯決勝(天皇杯予選決勝)が行われ、群馬の下部組織・ザスパ草津チャレンジャーズ(群馬リーグ1部)がtonan前橋(関東リーグ1部)を延長戦の末に下して、トップチームとのダブル出場を決めた。チャレンジャーズの天皇杯出場は、3年ぶり2度目。27日の1回戦で、J3の福島ユナイテッドと対戦する。
決勝戦は90分で決まらず、前後半10分の延長戦へ突入。チャレンジャーズは延長後半3分、左サイドからの低いクロスにMF福田航太がダイレクトで合わせて決勝ゴール。1-0で格上・tonan前橋を撃破した。
チャレンジャーズの木村直樹監督は「延長になってからも勇気を持って、攻撃的に戦うことができた。選手たちが走り抜いてくれたことが勝利につながった」と語った。藤井惇主将は「今年のチームは団結力が武器。本大会でも勝って自分たちの力を示したい」と天皇杯へ切り替えていた。
写真:伊藤寿学
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/08/22 20:41